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Thor's Novels 更新履歴
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シルバーレイク物語「ハビタルの48時間」を登録しました

2017/08/19 21:46
 ども。Thorです。
 さてシルバーレイク物語最新作として「第2巻:ハビタルの48時間」を登録しました。
 これは以前の第2巻にあった「ハビタルの宴」の改作で「第10巻:王女の休日」でいきなり主役を張ったメイちゃんの前日譚の第1弾ということになります。
 内容や経緯ついてのは細かいことは作品のあとがきを参照してもらうとして、この作品や今後「新米秘書官編」が挿入される関係で、まず巻数やタイトルに以下のような変更があります。

第1巻 魔法使いと薙刀娘
第2巻 ハビタルの48時間
第3巻 消えた王女
第4巻 新米秘書官編(上)--- 構想中
第5巻 新米秘書官編(下)--- 構想中
第6巻 賞金稼ぎは楽じゃない(上)
第7巻 賞金稼ぎは楽じゃない(下)
第8巻 玉の輿には気をつけて!
第9巻 あぶない秘密工作
第10巻 王女の休日
第11巻 キケンな出世街道
第12巻 砂漠の女王様
第13巻 太陽と魔法のしずく

 すなわち旧第1巻、第2巻が「魔法使いと薙刀娘(上・下)」だったわけですが、その間に「ハビタルの……」が挿入されて、1〜3巻になり、タイトルが変わった形になっています。またその後に新米秘書官編が入る予定なので、それに合わせて巻数がずれています。

 またこれに関連して第1巻、第3巻にも修正が入っています。
 第3巻の修正は主にその一部が第2巻に移った関係で、章番号が変わっているという物です。
 しかしこのシリーズは結構長い期間にわたって書き継いでいる関係で、初期の頃とは文章のスタイルが変わってしまってるんですが、今回新エピソードを挿入する関係で、1巻、3巻も最近のスタイルに変更しました。これで多分前より読みやすくなってるんじゃないかという気はしますが、特に内容が変わっているわけではないので、これまでに読んでくれた人が再度読み直す必要はないでしょう。
 いずれ新米秘書官編ができた時点で、残りの作品にもそういったスタイル修正はするつもりですが、同様に内容が変わることはありません。
 そんなわけで、ではまた。
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進行状況

2017/08/13 09:42
 ども。Thorです。
 そろそろ8月も半ばになりました。前回予告したハビタルの48時間は、大体できあがっていますがあと細かい調整とかがあるんで、UPできるのはもう数日後くらいになるんじゃないかと思います。
 ではまた。
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予告:ハビタルの48時間

2017/07/30 10:57
 ども。Thorです。
 7月も終わりそうですが、そろそろこのサイト本来の活動の方をちょこっとやろうかと思います。
 シルバーレイク10巻の太陽と魔法のしずくに未発表エピソードについてという小文がありましたが、その中の「ハビタルの48時間」という話を現在執筆してる最中です。
 これに関連して第2巻の消えた王女の小修正なども必要になるため、できあがった時点で一気にUPする予定です。
 現在その時期は8月の半ば頃を予定していますが、蒸し暑くていろいろ気力が削がれる季節なので少しくらいはずれ込むかもしれませんw
 ではまた。
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6月最終日でした

2017/06/30 10:28
 ども。Thorです。
 なんかハイテンションで連載が終わってだらけていたら何だか6月も最終日です。
 そろそろ新しい何かをどうにかした方がいい気もしますが、ネタがあるようでないような。

 実はあれからしばらくAIのことについていろいろ考察してたりしたんですが。実はアンドロイドが相方となる近未来の話を構想してたりもするんですが、何か最近ディープラーニング系で色々動きがあるみたいなんで、例えばAlphaGoの事とかを調べたりしてみたんですが、うむ。わりと人類の未来は厳しいことになってるんじゃないでしょうか? とか。
 なんかまだ色々考えがまとまらないんで、まあ今回はこんな感じで。
 そのうち面倒くさくなってメイちゃんの恋バナの方に行くかもですね。
 ではでは。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 最終回

2017/05/21 17:17
 ども。Thorです。

 PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか?のコラムも今回で最終回になりました。
 今回は後書きみたいな物で、今回のコラムを書いてみて色々思ったことや、結局PyQtはお手軽だったのかどうなのかといったことをつらつら書いてます。
 まあ、ここまでつきあってくれた人がいればどうもありがとうございます、ということで。
 
 今後どうするかはまだ決めてませんが、またそのときのノリで何か書くんじゃないかと思います。
 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第14回&第15回

2017/05/18 11:09
 ども。Thorです。
 表題の連載、本文最終回を登録しました。最初は1回にまとめると森だったんですが、長くなりすぎたんで以下の2回に分割しています。

PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第14回 簡単チャット編
PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第15回 無量大数の彼方に!編

 というわけで、なんか最後の方は変なテンションになってますが、メインの連載はこれで一段落です。
 あと、もう一回、そもそもタイトルが「PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか?」なんて疑問文になっているので、その答えはどうだったかといった内容でもう1回何か書くんじゃないかと思います。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第13回 並列処理編

2017/05/12 21:22
 ども。タイトルの通りにPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第13回 並列処理編を登録しました。
 前回Numbaとかではもう高速化は無理だったので、今回はもう力に任せた方法になっております。しかしまあ、多分オチはもう見えてる人もいるんじゃないかと思いますが。
 ということで次回が本編の最終回です(そのあとに後書きみたいなのを1回出す予定ですが)
 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第12回 モザイクを外せ!編

2017/05/06 14:42
 ども。Thorです。
 タイトルの連載の第12回、モザイクを外せ!編を登録しました。
 連載もそろそろ最終局面で、あと2回か3回で終了予定です。なんだかわりと一人で盛り上がってる感もありますが、まあ元が少々凝った生存報告みたいな物なんで。
 ではもう少しおつきあいください。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第11回 Cython vs Numba 編

2017/04/29 18:35
 ども。Thorです。
 またまたタイトルにあるPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第11回 Cython vs Numba 編 を登録しました。
 前回Delphi6にぶっちぎられた雪辱を果たすため、今回はCythonとNumbaが登場しますが、戦いの結末は果たして⁉ とかいった感じの内容になっています。
 
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第10回 マンデルブロ編

2017/04/24 11:52
 どもThorです。
 また例の連載をUPしました。今回からはPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第10回 マンデルブロ編ということで、タイトル通りにマンデルブロ集合のプログラムを通じて、PyQtの高速化がどのくらいできるかをいろいろ検証していこうと思います。
 第1回目はいろいろ基本的なことについてですが、今までは主にQt関係についてgdgd書いてきましたが、今後は主にPythonとその仲間たちに関してgdgd書いていくことになると思います。
 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第9回 その他の小ネタ編

2017/04/18 16:01
 ども。また連載の追加を行いました。
 今回はPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第9回 その他の小ネタ編ということで、コンテキストメニュー、ステータスバー、ダイアログボックス、リソースについて、最後におまけとしてUIの自動コンバータなんかもついてます。
 UIに関しては大体こんなもんかなという感じなので、次回から何回かPyQtの高速化ネタを始める予定です。
 ではでは。
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PyQtで…(中略)…第7回 モデル&ビュー編 & 第8回 その敗北編

2017/04/14 16:31
 ども。Thorです。

 またまた続きをUPしております。
 今回はQtのTreeViewとかの使い方に関して、すなわちモデル&ビューについてです。また書いてるうちに長くなってしまったので、2回分に分けてUPしてます。

 PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第7回 モデル&ビュー編
 PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第8回 モデル&ビュー敗北編


 次回は小ネタをはさんで、その後はPython高速化編へとなだれ込む予定です。
 では。
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PyQtで…(中略)…第5回 レイアウト編 & 第6回 状態保存編

2017/04/09 11:10
 ども。Thorです。

 連載中のPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? ですが、第5回レイアウト編と、第6回状態保存編をまとめてUPしました。
 
 今回二つ同時ですが、第6回の方は第5回のおまけにするつもりだったんですが、長くなっちゃったし、カテゴリーも少々違うんで分割したもんです。
 それで長いソースをおまけにつけてみたらえらく見にくいんで、ソースに色もつけてみました。最初はこの連載はこのブログ上でやるつもりだったんですが、もしそうなってたらえらい騒ぎだったでしょう。怪我の功名みたいなもんですか。

 ということで次回はモデル&ビューに関するネタで、それが終わったら最後にPyQtの高速化に挑んでみた話の予定です。
 なんていうかまあ、あんまりだらだら続けたくもないもので。今回はわりとちゃっちゃと上げてこうかなと思ってます。
 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第4回 画面描画編

2017/04/06 11:52
 ども。Thorです。
 例の奴の続きをまたこちらの方にUPしました。
 あとついでにコンテンツをみんなCSSを使った疑似フレームに変更しています。うちではちゃんと見えているみたいですが、何か不具合があればコメントにでも書いておいてください。

 次回はQtDesignerを使ったレイアウトに関する話題になる予定です。
 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第3回 イベント編

2017/03/31 15:00
 ども。Thorです。

 そういうわけでタイトルの通り、PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第3回 イベント編をコラムに登録しました。

 いや、文書量はそれほどでもないんですが、画像が多くて結構長めになってます。
 次回は画面描画編になります。また来週末くらいに上げれればいいんじゃないかと思ってます。

 ではまた。
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Thor's Novels i-mode版終了のお知らせ

2017/03/31 14:58
 ども。Thorです。

 本サイトメインコンテンツにありましたi-mode版ページですが、さすがにそろそろ歴史的使命を終えている感じな上に、サイトの容量も結構逼迫気味になってきましたので、ちょうど年度末ということもあって終了させて頂きます。
 長らくのご愛顧ありがとうございました。

 ではまた。
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第2回 Hello World! 編

2017/03/26 21:57
 ども。Thorです。
 えーっと、タイトルのような連載を先週から始めようと思っていました。そして第2回の原稿とかも完成してさあUPしようとしたときのことです。
 こういうテーマでやる以上、やがてはソースコードの引用とかが必要になるわけで、要するにHello Worldのコードをブログ上に載せようと思ったわけです。ところが……

このウェブリブログってpreタグが使えねーじゃありませんかぁぁぁっ!

 あのですね、Pythonのコードを載せようと思ったら、頭のタブとかスペースを吹っ飛ばされたら意味ないんですよ! 大体HTMLの仕様って前々から変だと思ってましたけどね。スペースとかタブってのは必要だから入れてるんで、勝手に削除したりしないでくれませんか?

 ともかくこれじゃ話にならないんでどうしようかと考えていたら、メインコンテンツに「コラム」という項目があったのを思い出しまして。小説だけだとなんなんでたまにはコラムでも載せようかなとサイトの創設当時は思って作ったんですが、結局どうでもいいのを3個くらい書いて放置してたスペースなんですが、そこで連載を続けることにしました。

 ということでPyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第2回 Hello World! 編を見ようと思った方はリンク先を見てもらえるといいかと思います(づいでに第1回もそっちに書いてますが)

 そんな感じのThorでした。

 
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PyQtでお手軽GUI開発♪―――は可能だったか? 第1回 環境設定編

2017/03/19 10:53
 さて、今回よりタイトルみたいな連載をやろうかと思います。

 PyQt(ぱいきゅーと)というのは、まあ“ウインドウ”アプリケーションを作るための開発環境のことで、まだ使い始めて一月半くらいなんですが結構ネタが溜まったんで、いわゆる備忘録も兼ねてしばらく書いていこうと思います。

 今回はまずインストールして開発環境を整えるまでのお話です。

そもそもの始まり


 要するにDelphi6に代わるWindows上のお手軽なGUI開発環境が欲しかったわけです。

 Delphiは昔はずいぶん使い倒した記憶があるんですが、しばらく使わないんでアップグレードしてなかったら、いつの間にか太古のバージョンとなりはてておりました。
 それを最近ちょっと使わなければならなくなって使ってみたら(たとえばこれの弥生海岸線描画ツールとか、これPMLエミュレータとか……)まだ使えたことがわりと驚きなんですが、それでもさすがにいろいろ至らぬところが多くてまともな環境にしたいなあと思っていたのが発端です。
 もちろん最新のバージョンもあるんですが、買おうと思ったらけっこう値が張るし、今後絶対必要というわけでもないし―――もちろんタダと言うだけならVisual Studio Community Editionとかもあるんですが、今さらVC++とかは使いたくないし……
 で、ふっと思い出したのがPythonでした。

 Pythonは以前(2010年頃だったか……)ちょっと使う機会があって、かなり気に入った言語だったんですが、基本コマンドラインでないと使えません。でもこれでGUIできたらいいかもと思ってちょっと調べてみたら、そのころはあまり決定版がありませんでした。
 Pythonの標準ライブラリにはTkinterというGUIツールキットが添付してますが、これはかなり論外な代物です。wxWidgetsとかいうのも何かぱっとしないし―――しかし、Qtというのは名前(キュート♡もしくはキューティー♪)からしてわりと有望に見えました。
 これはX Window SystemのKDEのベースになっていてモノはしっかりしてるようだし、何よりも以下のような“QtDesigner”というビジュアルのui開発ツールも付属しているようです。
画像

 GUIアプリを作る場合、uiのデザインがビジュアルにできるかどうかはというのは決定的要因です。これがないとコントロールの位置とかをせこせこ数値で入れて動かしてみて、また位置を調整して―――といったまさに不毛な作業が発生して「お手軽な開発」というのは不可能といっていいでしょう。
 しかしそのころはQt3からQt4への移行期でなんか混乱していて、さらにはPython自身も2から3への移行期でごちゃごちゃしてて、結局なんだかそれっきりになっていました。

 それから7〜8年。そんなことを思いだして再度調査してみたら、今ではわりと良くなってるっぽい雰囲気です。とは言ってもまとまった情報とかはあまりなく、個々の項目ごとにググって調べるしかないような状況ではありますが、まあ何とかなりそうな印象を受けたんで、こうしてやってみることにしてみたわけなのでした。

それでどれにするか?


 そこでまず直面したのが何を何で使うかということでした。

 そもそもQtというのはC++で書かれたライブラリで、もちろんそのままではPythonから使えません。そこでPythonからQtを使えるようにしたバインディングが存在します。
 ところがこれには“PyQt”と“PySide”という2種類があります。また現在Qtはバージョン4と5が共に使われている状態で、それも含めればさらに種類が増えます。
 このPyQtとPySideの違いは主にライセンス関係で、PyQtがGPL、PySideがLGPLになっていて、どうやらそのへんで揉めてプロジェクトが別れたもののようです。要するに商用アプリを作ろうと思ったらGPLよりLGPLの方が縛りが少ないよ、みたいな感じなんですが、まあ自分にとってはどっちでもいい話です。

 ―――ってか、オープンソース界隈では結構こういう話が多いみたいで、ユーザーにとっても不便だし、開発側も戦力が分散されて困るんじゃないかと思うんですが……

 ただPySideはまだQt5に対応したPySide2がやっと出たばかりのようで、基本Qt4にしか対応していません。
 Qtのバージョンについては、特にしがらみもないならQt5の方がいいでしょうが、4と5の間の差はあまりないみたいなので、別に4でも構わないかもしれません。
 要するに、自分的にはわりとどれでもよかったりします。

 それともう一つ、GUIアプリを作るならやはりちゃんとした統合開発環境(IDE)が必要でしょう。簡単なスクリプトとは違ってややこしいプログラムの場合、やはりコード補完機能やらデバッグ機能が充実してないと厳しいものがあります。
 そのへんに関しても調べれば“PyScripter”、“Spyder”、“PyCharm”といったものがあるようです。

 もう最初はどれがいいかなんて分からないんで、とりあえずPySide+PyScripterという組み合わせでやってみることにしました。

PyScripter+Pyside


 自分のPCにはすでにPythonの3.4が入っていたので、まずPySideをダウンロードしてインストールします。
 これは特に問題なく終わって、ちらっと動かして見たらけっこうよさげな印象です。なにしろサンプルソースが充実していてそのまま動かせたりします。
 しかもQtDesignerが最初から添付してあったのでこれは便利!―――と思ったのですが、なぜかメニューが英語しか出ません。またQtAssistantがない、とかいってHelpも表示されません。

 後から考えればかなりどうでも良かったんですが、まだ右も左も分からないんで、しょうがなく“Qt4”をインストールすることにします。
 こちらに入っていたQtDesignerはメニューも日本語だしHelpも出ますが、Helpの内容はWeb上にあるQt Documentationと基本同じ内容のようで、これだったらブラウザを横に立ち上げてた方が、最近ではGoogle先生の翻訳精度も上がってるし便利だったりします。
 結局、QtDesignerを日本語化するためだけに1G近くもあるQt4を入れたことになるのは釈然としませんが、まあ気にしないことにしましょう。

 続いてPyScripterですが、何か分かりにくいところにあるのが不思議だったんですが、まあ何とか見つけ出してインストールします。
 これはどうも作ってる人がDelphi使いのようで、DelphiのIDEの動作をコピーしもののようです。なので最初はこれはいい! と思ったのですが……

 ところが、まずはウインドウを表示させるだけのプログラムを動かして見たら、表示は一発でできたんですが、アプリ終了後も死んだウインドウが画面上に残ってしまってタスクバーから殺さないといけないとか、ちょっとわけが分かりません。
 しかも調べてみたらPyScripterはどうも2015年頃を最後にアップデートがないみたいで、要するに現在は開発中断中のようです。

 というわけでPySripterを使うのは諦めるしかありませんでした。

Spyder+PyQt5


 次に試したのがSpyderというIDEです(PyCharmは有料だし日本語化もされてないみたいなので次の選択肢ということで)

 さて、ところがこのSpyder自身がPyQt5で書かれているので、動かすためにはPyQt5が必須になります。PySideを動かすためにPyQtを入れるのも変な話だし、別にPySideにこだわっているわけでもないので、今後はPyQt5を使うことにします。まあこちらの方が新しいバージョンなんで今からならこっちの方がいいでしょうし。

 しかしSpyderのサイトに行くとインストールするのは色々面倒みたいなことが書いてあります。以下に軽く訳してみたら……

ウインドウズにインストールをする場合
簡単な方法
 スパイダーは以下のディストリビューションに最初から入ってます!
 Anaconda
 WinPython
 Python(x,y)
 インストールするだけですぐ使えるよ!

難しい方法
 スパイダーをインストールしたければ下記の手順に従って下さい。
 通常の手順で以下のソフトをインストールします。
 Python本体
 PyQt5かPyQt4
 それから以下のコマンドでスパイダーをインストールします。
 pip install spyder

 もちろん選ぶのは「簡単な方法」です。それに調べてみたらAnacondaという奴には最初からQtDesignerも入っているとか。

 Anacondaというのもググれば簡単に見つかって、Windows用のインストーラも用意されています。ただでかいファイルなんで結構時間がかかります。最初はこんなにたくさんライブラリなんていらないんじゃないかと思いますが、まあディスクの容量が足りないわけではないし気にしないようにします―――が……

インストール失敗!

 インストールのログを調べると、ファイルのコピーとかは終わってるんですが、最後の最後にスタートメニューへの登録やパス設定などで失敗しています。
 スタートメニューはともかく、パスが通っていなければ何も動きません。自分で設定しようにも何にどういうパスが必要かなんて分からないし……
 それでそういう状況はないかググってみたら、どうも日本語文字のユーザー名ではダメっぽいみたいです。ただ自分の名前はアルファベットだけでつけてるんですが、確か“All User”でインストールしたんで見てみるとユーザーの中に「パブリック」さんがいるし……
 多分これが原因と思ってもういちど今度は自分だけの設定でやってみたわけですが……

やっぱインストール失敗!!!

 それ以外に思いあたることと言えば、通常使う環境は「一般ユーザー」にしてるということ。最初のセットアップ時にユーザーは一般ユーザーをお勧めしますとWindowsが言うんでお勧めされてみたんですが、こういうトラップがあったとは……

  •  ちなみに私が上手くいかなかったのはAnaconda3-4.2.0-Windows-x86_64.exeというバージョンで、64bitのWindows7環境です。

 そこで今度はWinPythonを入れてみます。こっちの方はインストールできましたが、やっぱりよけいなライブラリが大量に入ってくるし、こちらにはQtDesignerはついていません。結局Qt5をインストールしなければならないわけで……

というわけで


 そこでぶち切れてちょっとまず素の状態でやってみるのがいいだろうと全てアンインストールします。
 Unix環境では最初からPythonが入っていて、そういった環境との絡みでいろいろややこしいことがありそうですが、Windowsにはそんなしがらみはありません。多分クリーンインストールすればそんなトラブルはないだろうと。
 アンインストール時にもしょーもないトラブルには見舞われましたが(アンインストーラがフリーズしたかと思ったら、ダイアログが後ろに隠れてたとか……)ともかく綺麗さっぱりして今度は「難しい方法」を試してみます。

 まず本家サイトからPython3.5.2のインストーラを持ってきてインストールします。
 これは全く問題なく終わります。Pathの設定も問題なく、コマンドプロンプトでpythonと打てばインタープリタが起動します。
 続いて“pip install PyQt5”と打ってPyQt5を入れます。こんな大物が入るのか心配になりますが、これも問題なく終わり。
 続いて“pip install spyder”と打ってSpyderを入れますが、これもまたあっさり終わり。
 なんだよ、簡単じゃねーか! と思ったところでちょっとした問題が起こります。

Spyderをどうやって起動したらいいんでしょうか?

 というかそもそも今インストールしたPythonとかはどこにいるんでしょう? Program Filesとかを覗いてもいないんですが―――と、いろいろ探したらUserディレクトリの\AppData\Local\Programsの中にインストールされてました。Spyderもその中のさらに下の方にありました。ここって普通隠しフォルダなんですが―――まあいいでしょう。
 以下が起動したSpyderの画面です。

画像

 最後にQtDesignerを使うために、本家のQt5.7.1をインストールします。またそれからdesigner.exeを探しまわったりしたあげく、やっとこさ必要な物が動く環境ができあがります。
 これだけで結局数日くらいが潰れてるような気がしますが……

だがしかし……


 それから約一ヶ月の後、結局Anacondaを入れることになってしまいました。

 上記の環境で別に問題なく動いていたんですが、いろいろやってるうちにNumbaとかCythonとかいう物を使いたくなってきたわけです(それもそのうちネタにしますが)
 ところがそこでまずNumbaをpipで入れようとすると、Cコンパイラがねーぞ! と言われて却下されてしまいました。pipで配る物の中にはソースコードレベルで管理しているのもあるようで、インストール時にビルドが発生する場合があるのです。しかし自分の環境にそんなものないし、そのためにVisualStudioとかを入れるのもあれだし、Gnuのコンパイラは32ビットみたいだしと、どうしようもありません。
 ところがこのAnacondaというのはcondaという拡張モジュール配布機能も持っているみたいで、こちらはバイナリベースで落ちてくるのでそのまま使えるのです。

 というわけでAnacondaのインストールですが、前回できなかった物を今回どうやったかというと―――単に自分に管理者権限をプレゼントしただけですw
 ともかくこうすることで今度は問題なくインストールができました(ただその後のアップデートにけっこう時間がかかりましたが)
 そのうえ上記のNumbaやCythonも最初っから入っているので、これ以上何もする必要がありません。
 ただAnacondaの場合ファイルへの関連づけまではやってくれないので、拡張子pyのファイルはpython.exeへ、拡張子pywのファイルはpythonw.exeへというのは自分で設定する必要がありますが、ともかくこれで全て世は事もなしでしょう。

 というわけでやっとインストール編は終わるかと思ったら―――結局その次の日にはCコンパイラをインストールしている自分がおりました。
 というのはCythonという奴は、要するにPython(のような)スクリプトをCのソースに変換するツールなんで、それを動かすためには結局コンパイルしなければならないのです。
 ぐぬぬ、さてどうしてくれようと思ったところに見つけたのが“Visual C++ 2015 Build Tools”という奴でした。これはVC++のコンパイラだけのセットということなんで、あ、もうこれっきゃないとこれに決めます。
 いや、それでもインストールに一時間くらいかかりましたが、ともかくこれでやっと本当に環境が整ったわけですが―――ともかく結論としては、

  1. もしこれからWindows環境でPyQtを使ってみようという人がいたら、まずはAnacondaを入れましょう。
  2. いろいろ凝ったことがやりたければCコンパイラは必要です(というか欲しくなります)

 ということでした。あー、疲れた……

 というわけで次回は「ハローワールド編」です。

 2017/04/06追記
 という感じでここで連載しようと思っていたら、このブログって<pre>タグが使えず、Pythonのソースコードが張れませんw
 そこで続きはメインコンテンツのコラムの方でやってますんでそちらでよろしく。
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2月は早いなあ……

2017/02/28 16:36
 ども。Thorです。
 何か気づいたらもう2月の最終日になってますね―――なんて調子で生存報告してるだけなのも何なので、また何かちょっと書いてみようかと思ってます。
 というのは、以前から何かお手軽にできるGUI環境はないもんかと思ってたんですが、最近PyQtを触ってみてこれって結構行けるんではないかという感触になっていて、でも情報が少ないもんだからやはり落とし穴に落ちまくったりして、そのへんのところがわりとネタになりそうだからです。
 というわけで近いうちにここでそんな連載が始まるんではないかと思います。
 ではでは。
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あけましておめでとうございます

2017/01/27 10:06
 ども。Thorです。
 なんだか1月もそろそろ終わりですが、とりあえずあけましておめでとうございます。
 いや、続きのネタをどうしようか色々考えてたんですが、何かテンションも上がらないしで今回はとりあえず生存報告と言うことで。気分が乗ったらまた何かUPしましょう。
 ではでは。
 
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